１００円の幸せ

最近、魚屋さんと仲良くなったと前にも書いた。

今日も歩いて、今夜の肴をかいに出かける。

寒ブリのカマを１００円で入手。

化粧塩をしてグリルで焼いた。

その美味しいのなんのって・・・

ほっぺたがいくつあっても足りない。

「ううううう!!　幸せ!!」

今宵、選んだ酒がまた旨い。

会津の「国権」

そこで、思い出した。

最近読んだ浅田次郎「終わらざる夏」の一節を・・・・

「先生がつねづねおっしゃっていることだ。自分が幸福を感じた時、その幸福がいったい誰によって、何によってもたらされたのかを、必ず考えねばならない。そうでなければ幸福を受けとめる資格がない」

先ずは、今の健康に。

五体満足に産み、育ててくれた両親に。

海の恵み、土の恵みに・・・深く感謝。

そんなこんなを想いながら幸せを噛みしめる。

歳をとったってことか。

ナマコの酢が鼻にツンときた。