ステキな金縛り
高2の息子がTSUTAYAでDVDを借りてきた。
三谷幸喜のヒット作だという。
聞いたこともない「ステキな金縛り」という映画。
2011年10月29日封切りで、大ヒットしたというのだが、とんと記憶にない。
震災の年だったもんね・・・・
僕は元々、三谷幸喜は才能を鼻にかけているようで、ちょっと苦手。取り巻き俳優連中に崇められ、男・橋田壽賀子といったイメージ。
女房は「変人に見えるけれど、三谷は単に一人が好きなだけだよ」と擁護するが、朝日新聞の連載コラムも読む気がしない。
鳴り物入りのCMにつられ、映画館で観た「ザ・マジックアワー」を楽しめなかった経験もあり、まあ、事前の予備知識ゼロ、期待もゼロ状態で「ステキな金縛り」を観た。
いやいや、頗る面白かったよ。
142分もある作品だが、少しも飽きずに観られた。
端役にいたってもオールスターのオンパレード。
福島出身の西田敏行が、震災の年にこんなコミカルな演技をと思いきや、クランクアップが前年の2010年であると知り、納得。
それから、連続テレビ小説「あすか」の竹内結子がこんなに「いいオンナ」になっているとは知らなかった。ただ、佐藤浩市はいらないね。
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