9条どうでしょう
昨年秋、SNSを通して、内田樹(うちだたつる)の存在を知る。
氏のブログを見て、今「私淑」に近い状態。言葉を操る達人。知性に圧倒される。青春期に、三島由紀夫や大江健三郎の知性に「痺れた」経験を持つが、そのときに近い感覚。明快な理論の組み立てが快感である。
2006年の安倍政権の動きに反応して単行本が発売され、6年たった今、第2次安倍政権誕生のタイミングで文庫本化され、店頭に並ぶという縁がおもしろい。
執筆している4人共に改憲必要なしとの立場であるが・・・・・
9条を考えるきっかけを作ってくれる良書だと思います。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『破門』 と 『春の庭』(2014.08.14)
- 痛風で「モンスター」(2014.05.11)
- 「独立器官」なんじゃこれ(2014.03.09)
- 9条どうでしょう(2013.01.24)
- エロ本×2(2012.07.22)
コメント
「イイネ!」します!
内田樹って、伝える力がハンパないですよね。
わたしの入門書は『寝ながら学べる構造主義』です(笑)
投稿: ナツ | 2013年1月24日 (木) 22時35分
ああ、迂闊なことを書いてしまった。
「私淑」していると発言した以上は、全著作を読破して当然と言うこと。
まあ、ナンチャッテ私淑というところでご勘弁を。
でも、内田初心者として、ナツさんの「寝ながら・・・」を早速アマゾンで注文しました。
投稿: はーびー | 2013年1月25日 (金) 11時13分