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2012年9月

2012年9月30日 (日)

ブドウエビ、岩手山、ついでに学会

Img_0302先日、日本矯正歯科学会が盛岡であった。

この機に百名山の岩手山に登ろうと思い、一人で車に乗る。

自宅から片道500km弱の道のり、運転に不安はあったが決行。13時に家を出て、18時半には目的地のお寿司屋さんに到着。

仲間が予約してくれた、盛岡市内の「横綱寿司」。

Img_0304さすが地元で評判の店ということもあって、近海で獲れたての「ブドウエビ」は初めて食したが、とっても甘くて美味しかった。

店が薦めた大吟醸「北窓三友」

意味は、琴、詩、酒のことだという。4月にブログにした「琴棋詩酒」 引くゲームということであろうか。友と酌み交わすのに相応しいネーミングだと思う。

酒瓶を持っているのは、親友の奥さん。この日初めての対面。素敵なヒトでした

糀の薫り高い地酒でした。

20120926_203527寿司屋でいい気持ちになってから、僕一人、運転代行を呼んで岩手山登山口へ。


Img_0305代行呼んで登山口まで移動し、テント張るのは初めての経験。

一方、代行の運転手にとっても初めてだったらしく、馬返しのだだっ広い駐車場に着くまでの寂しい道、不安そうであった。

Img_0312台風17号18号が接近中であったが翌日は晴天に恵まれた。

早朝、駐車場から望む岩手山の頂は雲に隠れていたが、一日雨の心配はなさそうである。

3時間半ほど登ると、8合目の避難小屋に着く。

Img_0319お釜のフチに上がると見えてくる火山口。左のピークが岩手山の頂上です。

Img_0320_4今回、時間の都合で足を運ばなかったが、外輪山も魅力的な姿だ。

岩手山は、浅間山をコンパクトにしたような印象を受けた。

Img_0325朝、登山口までタクシーを乗り付けた人を目撃。朝6時のことである。盛岡のホテルからに違いない。僕と違って、都会的で品のある身なりをしている。学会に参加した同業者かも。

話しかけると、案の定、国分寺の歯科医であった。

頂上での記念撮影、お互い、カメラのシャッターを押し合う。

自宅に帰って確認したら、僕が写っているはずの写真が撮れてないよう 

来年の学会は松本の予定だから、また、山を優先するかも。国分寺の先生!貸しがあるからね!今度はちゃんと撮って下さいね

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2012年9月22日 (土)

沢登りと箱ワイン

620646423敬老の日の連休に、友人と甲武信ヶ岳の沢登りを計画。

銘渓として知られる釜が沢東俣に初挑戦。

行程が長そうなので、登山口近くの民宿に泊まることに。

夕方6時前に宿に着き、夕食までに二人でビール大瓶2本空け、食事中にお銚子4本、食後はワインに取りかかる。

自宅から持ってきたのは、スペインのイコノという赤。ネットのワイナリー和泉屋で手に入れた2リットルの箱ワイン(2,079円)だ。

瓶のワインは開栓したら飲み干さないといけない。二人で1本だと少ないし、2本だと呑みすぎることも・・・・・箱ワインなら、残しても保存が利くという理由で、これを選択。

「こいつは旨いワインだね」と言いながら、宿屋の湯飲み茶碗でぐいぐい。

目が覚めたのは、朝の7時。

寝過ごした!! 箱ワインは完全に空っぽ。布団にはいった記憶も飛んでいる。5時起きの予定だったのに、これでは、前泊した意味がない。なんという間抜け。

大慌てで宿を飛び出して、歩き出すも、さらに登山口を間違えて、約1時間のロス。

Img_0292_2今日は山頂の甲武信小屋に宿泊する予定だったが、秋口になり、日没は早い。

友人が、「今日は、途中で引き返すか、ビバークになるかも」などと言い出す。

そんなのゴメンと僕は黙々と沢を登る。

関東地方は水不足で、利根川水系は取水制限がかけられている。ここ、山梨の笛吹き川上流も水が少ないのだろう。沢の水が生ぬるく、美味しさ半減。

例年なら、もっと水が豊富で美しい沢なんだろうなと思うと、ちょっと残念。

薄暗くなる頃、なんとか小屋に到着。

翌日の徳ちゃん新道の下りの急傾斜には辟易した。

やっとたどり着いた西沢渓谷の観光地には観光客の姿が多い。でも、驚いた・・・・昨日歩いたはずのアプローチ道なのに、全く見覚えがない。相当酔っていたのだ。友人に笑われた。

登山の前夜、美味しい箱ワインは厳禁です。

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2012年9月11日 (火)

銀座アスター・お茶の水賓館

Img_0273年の離れた従兄弟がいる。一昨日、彼のために、お見合いを企画。

僕たち夫婦と、若い男女でランチを楽しむために選んだのは、お茶の水の高層ビル最上階にある銀座アスター。

一月前に予約したので、東北角の一番眺めのいい席を用意してもらえた。

Img_0271_2お茶の水は大学と医局で11年通った場所。

地元に戻るため、東京を離れて四半世紀たった。

神田川沿いの佇まい、湯島の聖堂、ニコライ堂は昔と変わらない。

Img_0265_4さて、料理はというと・・・・

「あれ、中華を食べに来たのに」

どの皿も綺麗な盛りつけなんだけれど、インパクトがないというか、フランス料理もどきを食べているよう。

Img_0269_3お見合いに使うには最高のロケーションだと思うが、雨の日に来たら、評価がググッと落ちてしまう感じのお店。

普通の銀座アスターのとっても美味しいメニューでこの素晴らしい景色を楽しみたかったなあ。

Img_0270_2

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2012年9月 6日 (木)

笠ヶ岳

Img_0003今年の夏は、父親の新盆でどこにも遊びに行けなかった。

そこで、8/30~9/2 まで4日間休みにして、山に出掛けた。

初日の朝、女房と車で新穂高に向かう。

新穂高ロープウェイに初めて乗った。

あいにくの天候で、ガスが多く眺望には恵まれなかったが、明日向かう笠ヶ岳の山容があまりにも巨大なので驚く。

Img_0020泊まったのは、新平湯温泉「鄙の館・松乃井」という旅館。

1時間貸し切りの家族露天風呂が有り、朝も夕も食事を部屋に運んでくれるというので、予約した。

着いてみると、玄関広間の梁が太く立派。古民家を改造した建物だという。

いろいろ気配りも受けて、3万円でお釣りが来たので何だか申し訳ない気持ちになった。きょうび、旅館経営は大変そうだ。

2日目の朝、山に登らない女房をバス停で見送って、僕は一人で登山口まで移動。

Img_0052まずは、鏡平小屋まで歩く。

この日はとにかく暑い日で、体中から汗が出てビショビショに。まるで、自分が蛙のような両生類になってしまった気分。

汗だくで登ること5時間。小屋の近くの展望台に着く。

晴れていれば、槍の展望が素晴らしいのだが、写真を撮ろうといくら粘っても、穂先は完全に顔を見せてくれなかった。

結局、今回は、全行程を通して槍を見ることが出来なかった。

Img_0056同じく槍の穂先をカメラに納めようとしていた若い女性に話しかけると、なんと、双六小屋のアルバイトさんで、今日は休暇で鏡平まで遊びに来たとのこと。

小屋の前のテーブルで一緒にビールを飲んだ。

彼女は7月10日に山に入ってから一度も下山してないそうだ。4日に一度だけ小屋の風呂に入浴を許される生活だという。岡山県の山間部出身。東京で派遣社員をしていたが、思うところがあって山小屋で勤めているとのこと。

すぐ「双六ちゃん」と渾名をつけて、楽しく話をしていると、やはり、双六小屋でアルバイトをしている「双六くん」が山を登ってきた。

彼は、自分用の煙草と缶ビールを麓の新穂高で調達してきたところだという。小屋ではお客さん以外に貴重な物資は分けてもらえないのだ。

彼は兵庫県出身、有川浩で有名な「阪急電車」の沿線で生まれ育ったという。

Img_0059左は、鏡平小屋の受付のお嬢さん。

可愛いので、中年男性のお客さんがひっきりなしにカメラを向けるが、笑顔で応じる彼女も凄い。

話を聞きたかったが、彼女は勤務中だったので遠慮した。

彼らは秋の彼岸すぎまで小屋で働くそうだ。

本当に爽やかで素晴らしい若者たちであった。

Img_0142翌日は笠ヶ岳まで約6時間の行程。

稜線に上がれば、幸せな稜線歩きが待っているかと思いきや、アップダウンの激しい道のりであった。

笠ヶ岳小屋は、二組の団体さんが入ったので大混雑。

登るのがきつくて誰もが敬遠する笠ヶ岳。

「いつもは静かな山なんですけれど」と小屋の人は申し訳なさそうに言っていた。

それでも、何とか一人一枚の布団は用意してもらえた。

Img_0150_2下山は、笠新道を下る。

本当に辛い急坂である。下りの苦手な僕にはこたえた。でも、森林限界にある杓子平の風景には息を呑んだ。

ここのカールは実に美しい。

Img_0045笠新道を下り終えた瞬間、思わず「万歳!」を叫んでしまった。

見ていると、次々に下ってきた人々も同じように「万歳!」「ヤッター!」と叫ぶので、面白かった。

それだけ厳しい道なのだ。

林道に出た後、すぐに下りに向かわず、逆方向の「わさび平小屋」へ重い足を引きずりながらも進んだ。

お目当ては、冷たいビール、トマト、そして素麺。

ここで一息入れてしまうと、残す1時間の行程が一層きつくなると承知していても、この誘惑には勝てなかった。

Img_0162新穂高温泉にほうほうの体でたどり着き、振り返れば、今日降りてきた笠ヶ岳の山々がデーンと壁のように聳えていた。

あんなところからよくぞ下ってきたものだと我ながら感心。

写真の一番左のピークが笠ヶ岳です。

「笠ヶ岳の印象は?」と聞かれれば、「最高にいい山だ」と即答しますが、「また、行きますか?」と問われれば、暫く考え込んでしまう。

そんな、笠ヶ岳でした。

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