初めての輪行
今から40年前、高校時代の夏休み、友達と二人で足利ー軽井沢(正確には信濃追分間約100km)を自転車で往復したことがある。
ママチャリに毛の生えたような自転車で、開通したばかりの碓氷バイパスを挫けそうになりながらも登った。
コンビニなんかなかった時代、口渇と空腹で倒れる寸前、なだれ込んだ中軽駅前の蕎麦屋「かぎもとや」で、ざるそば3枚かきこむように一気に平らげたのを覚えている。
自転車ブームの昨今、この歳になって無謀にもまたトライしてみたくなった。登りは無理だと思うので、下りだけでも・・・・ そこで、昨日の木曜日自転車を担いで電車に乗る。
自転車を分解して持ち歩くのを輪行というが、僕にとって初めての経験である。前夜に分解、収納、組み立てを汗だくになりながら、2回練習した。ブレーキの故障が起こったりすれば命に関わる問題なので、慎重に行った。
それでも、軽井沢駅に降り立ち、自転車を組み立てるのに30分近く浪費してしまった。
しかし、碓氷峠からの旧道は車の往来も少なく、さわやかな緑の風を切って下り降りるスピード感は、最高に気持ち良い。
鉄道遺産のめがね橋など撮影したり、車の旅では味わえない楽しさがあった。
この駅弁の誕生は1958年とのこと。
1967年、釜めし誕生秘話をテーマにした池内淳子主演のテレビドラマを家族で夢中になって見ていたのを記憶している。
そのころから、味は一切変わっていないのではなかろうか。
でも、当時のごった返すような混雑は、今の横川の「おぎのや」には見られない。時の移り変わりを感じた。
さて、サイクリングはというと、安中の旧中山道までは楽しく走れたが、高崎辺りからの幹線道路は自動車が多くて、怖い思いをしたし、やっぱり疲れたよ。
まだまだ、修行が必要です。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント