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2012年5月

2012年5月31日 (木)

自転車を買った

前から欲しかったクロスバイクが、昨日届いたので、今日サイクリングに行ってきた。

目的地は、自宅から25キロぐらい離れた「渡良瀬遊水地」。今月、ラムサール条約の新しい候補地になった場所だ。

ここは、明治時代、足尾鉱毒事件の鉱毒を沈殿させるために造られたという。

日本の歴史上、初といわれる公害問題に、果敢に立ち向かった田中正造の物語はよく知られている。この地が環境保全の象徴となると知って、泉下の田中は何を想うのか。

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広大な遊水地の南に造成された「谷中湖」はハート型をしているのでも有名。

約20年前に近くを訪れた時には、ドブのような匂いがしていたが、水がきれいになったのか、ゴミも浮いてないし、匂いも感じなかった。

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自転車でこんなに遠出をしたのは、高校生の時以来、40年ぶり。

ケツが痛くなっても、仕方がないか・・・

Img_0114でもね、サイクリングロードから眺める、故郷の風景は美しかった。

丁度、この辺りは「麦秋」の季節。

麦畑が金色に輝いていたよ。

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2012年5月27日 (日)

川越の底力?

先日川越に行って驚いたのは、観光客でごった返す蔵造りの町並みでなく、クレアモールという商店街の長さ、人混み、楽しさだった。

Img_0092中でも、丸広デパート。

遠くから、観覧車が屋上にある建物を見つけたので、「まさか」、と思って足を運んだのが、このデパート。

今の時代、デパートの屋上に子供の大型遊具が生き残っているなんて・・・・川越の底力を感じた。

屋上入り口には、小規模ながらも、お決まりのペットショップが。

夏休みには、クワガタムシ目当てのよい子たちが集まってくるんだろうと想像したら、楽しくなった。

とてもレトロ。昭和時代、各地方都市にあった化石のようなデパートがここに残っている。

奇跡を見たようで、嬉しくなった。

Img_0093お客さんの入りもまあまあだ。

店内に銀座アスターのレストランもある。次来たときにはここでお昼をたべようっと!

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2012年5月25日 (金)

霞町物語

J-WAVE で浅田次郎の「霞町物語」の朗読番組をたまたま聴き、興味を持ったので買って読んでみた。

いうなれば、「少年時代の部」と「青春時代の部」の2部構成から成る短編集。

青春時代、日比谷高校であろうところの生徒のヤンチャぶりは、映画「アメリカン・グラフィティー」を彷彿させ、痛快で甘酸っぱい世界に誘ってくれる。

東大紛争あたり、日比谷高校の生徒といえば、庄司薫「赤ずきんちゃん気をつけて」の世界が脳裏に浮かんでくるが、この本の主人公は同時代でありながら、全く違うタイプの不良である。日比谷高生が、車を乗り回し、夜な夜な六本木のディスコで酒を飲み、女の子をナンパして湘南のホテルにしけこんでいた????

浅田次郎は、1951年生まれだから、庄司薫とは世代が異なる。大部分はフィクションであろうが、このように信じられない設定でも、作者の筆にかかると妙にリアリティーを感じる。田舎者の私が、まさに青春時代、夢描いた憧れの東京の風俗だ。

もし、この本が、放蕩息子のエピソードだけに終始していたら、読者から共感はえられなかっただろう。作者がうまいのは、少年時代の家族風景の短編をうまく交互に配置しているところにある。

特に祖母を描いた「雛の花」は、圧巻で、声に出して読みたくなる名文だ。

読んでいて、涙が滲んできた。

「笑うときは大口あけて笑う。ワッハッハ。そんで、泣きたくなったら奥歯でグイと噛んで、辛抱する。男は毎日それのくり返し。一生それのくり返し・・・・」

こんな名台詞を吐く祖父を描いた「卒業写真」も素晴らしい。

名著です。

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2012年5月23日 (水)

糠床、シンナー臭、facebook

この春再度、糠床に挑戦。

ところが・・・・・

シンナーのような嫌な匂いが発生。漬け物が美味しくできない。

ネットで検索したが、ラチがあかない。

facebook で以前お世話になった高校の先輩を発見。先輩は、ワインの醸造が専門。微生物のプロに訊くのが一番と、「お友達」を申請。快諾いただけ、メールをやりとり。問題の解説をしてもらった。

  • 正確には、シンナーでなく酢酸エチル臭という。
  • 酢酸菌の作る酢酸と酵母菌の作るエタノールが合わさったのが酢酸エチル
  • 酢酸菌の増殖を抑えるには塩分濃度を上げると良い
  • また、15度ぐらいに温度管理するのが大切

実に簡潔、実に明快。助かった。

1年前に、facebook に登録しながらも、何ができるか意味不明。開きもしなかった。でも、ごく最近面白さを理解。とても、手軽で、便利。反応が早い。

ブログを書き始めて間もなく一年半になるが、軸足が facebook に移行してしまうかもしれない。

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2012年5月21日 (月)

金環日食

Img_0192_3金環日食を観察に、近くの鑁阿寺(ばんなじ)へ女房と散歩に出かけた。

月に光を遮られ、あたりが薄暗い感じ。

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木漏れ日を写真に納める。

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ほら、金環日食がこんなにたくさん(採れ)ました。

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2012年5月15日 (火)

5月の富士登山

Img_00645月第2週は大荒れの天気であった。6日の日曜日には、つくば市で竜巻による甚大な被害が発生。

上空に、時期はずれの強い寒気が流れ込み、12日の土曜は、冬型の気圧配置、東日本では強風に見舞われ、雪の降った地域さえもあった。

そんな天気に不安はあったが、山の会で富士山に出掛けた。土曜の夜、足利を出発。富士吉田口から入り、五合目にテントを張る。

夜の11時頃、風もなく、満天の星空。蠍座や夏の大三角が鮮明に見えた。明日は、予報どおり、高気圧にスッポリ覆われ、絶好の登山日和になるであろう。

朝、4時半に目が覚めた。待っていたぜのドピーカン!!駐車場には多くの車と人の姿。

Img_0069歩き始めてすぐにアイゼンをつける。

まずは、快適な山登り。

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八合目までは、実に快調に進んだが、それより先は、だんだん傾斜もきつくなり、頂上までは喘ぎ喘ぎ登っていく。

スキーやボードを担いだパーティーがとても多かった。

疲れのせいもあって、なかなか高度を稼げない。

Img_0086目標の6時間をオーバーしてしまったが悔しいところだが、どうにか頂上に到達し、ハイ!ポーズ!

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左は、4年前の夏の写真。

上と同じ「日本最高峰富士山剣ヶ峰」の石碑。

この時期の雪の深さが分かると思います。

午後になると、霧が濃くなり、方向を見失わないよう慎重に下る。

大部分をシリセードで滑り降りたので、たったの1時間半で駐車場に着いた。

今日は、雪焼けで顔が痛くてたまりません。

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2012年5月 6日 (日)

わが母の記

GWの最終日だが、天気予報は大荒れ、アウトドアの楽しみを諦め、年老いた母と二人で映画に出掛けた。

母が「お願いだから、連れて行ってよ」とせがんだのは「わが母の記」であった。

面倒くさいという私に、母は納戸から一冊の煤けた本を持ちだしてきた。

見ると、井上靖の「わが母の記」。なんと、昭和50年の初版本であった。装丁も立派。

「途中までしか読んでないの」・・そうであろう。井上文学と我が母の感性とは些か距離がありすぎる。しかし、映画の原作を母が持っているというのには驚かされた。

テレビでプロモーションビデオでも見たのか、この新作映画が彼女の深いところに強くインプットされてしまったようだ。どうしても連れて行けと言う。

実は、天気に恵まれなかった今回の連休、3日前に家族で隣町のシネコンへ出掛けたばかり。

そのときも、「わが母の記」は候補に上がったが、妻と子供が「テルマエ・ロマエ」を見たいと言い張るので、家族みんなでそれを見た。

しかし、「テルマエ・ロマエ」は、妻と子供には面白かったようだが、私には駄作としか映らなかった。くだらない時間を費やしてしまった。

母も楽しめなかったようだ。

邪険にしたまま、この先母に死なれたら、夢見が悪いので仕方がない。まあ、口直しの意味も含めて、今日再びリベンジに出掛けることにするか。

「わが母の記」は、たいそう味わいのある映画であった。

認知症の母親が巻き起こすエピソードを坦々と描き、大きなストーリー展開はないのだが、樹木希林と宮崎あおいの好演技が印象に残る。義歯を外して年寄り顔貌を作った、女優・樹木の役者根性に拍手。泥酔する宮崎の演技も可愛かった。

また、昭和のよき時代の伊豆、軽井沢、川奈ホテル等の建物や風景の映像が美しく、見応えがあった。

見終わった後、「私も徘徊老人になるのだろうか」と母は怖ろしそうであったが、足の悪い母だから遠くに行く心配はない。

すっかり円背で、右手に杖を突き、前をゆく私のベルトを左手でつかんで歩く母。一歩一歩にとても時間がかかる。オンブをした方がずっと速いが、この映画で主役の役所広司が樹木を背負うシーンが有名なだけに、さすがに映画館周辺でオンブはできなかったね。

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