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2011年12月

2011年12月31日 (土)

増富ラジウム温泉・瑞牆山

Img_0217 12月30日 増富ラジウム温泉・「不老閣」に泊まる。

3月の原発事故の影響で、放射能泉に顔をしかめる人もいよう。多分お客が減っただろうな。

私がこの旅館を選んだのは、瑞牆山(みずがきやま)の登山口に最も近い温泉だったから。

しかし、何とも独特なお風呂で、体が温まるような感じがする。

この旅館、オフシーズンということで、一泊約一万円。安い割には料理がとっても丁寧で、素材のおいしさを上手に引き出した、大変満足な味であった。

気が付けば、隣の席に、若くチャーミングな女性が、なんと一人で食事を取っているではないか。

声をかけるか否か、しばし迷った挙げ句、勇気を振り絞って話しかけたら、気さくに応じてくれた。ラッキー

初対面の若い素敵な女性と楽しく会話をしながら食事する。こんなに胸がときめいたのって久しぶりのことである。幸せなひととき。ここに来て良かった。

Img_0227 瑞牆山は、日本百名山のひとつである。

山梨県北部、奥秩父山系に属する、巨大な花崗岩が折り重なった特異な造形の山である。

翌日の大晦日、8時半に登山口に到着。

昨日まで強い風が吹いていたが、今日は冬型の気圧配置も弛み、上々の天気だ。

Img_0244 頂上に立ったときには風もなく、無音の世界。

人影もなく景色を独り占めに出来た。

写真は八ヶ岳。

今年は例年に比べ、雪が少ないとのこと。

しかし、氷結個所もあったので、安全のために下りには軽アイゼンとストックを用いた。

温泉とセットで楽しめた。実にいい山であった。

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2011年12月29日 (木)

阪急電車

Joe ちゃんが最近のお気に入りだというので、早速、取り寄せて読んだ。

サラッとよめた。裏表紙にあるとおり、ほっこり胸キュン。

こういうの好きだなあ。

巻末の解説が今年亡くなられた児玉清氏。

解説を読んで、作家が女性と初めて知る。

「有川 浩」・・・・字面から作者はてっきり、男性と思いこんで読んでいた。カワイイ恋人に向ける視線、描写に男としてすごく共感持てたし・・・・作者がよもや女性とは。なるほど、そういえば、女性の視点からでしか書けない小説だよね。

老眼が進んだ昨今、表紙にあった「浩」のルビが、「HIRO」と書いてあったのに気付けなかった。やれやれです。

映画化され、今年の4月に公開されたのも全く知らなかった。震災と原発のニュース一色の時期だったものね。

とまれ、読めば、きっと人に優しくなれる。背筋がしゃんと真っ直ぐに伸びる。読んでいない方は、年末年始、どうか手にお取り下さい。

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2011年12月28日 (水)

「小原」は「オハラ」

毎朝目が離せない「カーネーション」

年末年始がお休みなので、本日、前編終了というところか。

薄々感じていたが、戦火から家族を守る糸子が「死なへんで!」と叫ぶシーンを見て、確信に至った。

小原糸子はスカーレット・オハラなのだ。  気付くの遅すぎ・・・・?

カーネーションという題名の由来も、糸子が好きな花であるとしか説明されていないが、スカーレットの赤つながりなのだろうか?

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2011年12月27日 (火)

13階段

小説をたくさん読むようになったのは、ここ2,3年ぐらいから。

笑われちゃうかも知れないが、「13階段」という小説の存在すら知らなかった。「ジェノサイド」を読むまでは・・・

友達のJoeちゃんが「お気に入りの本」と教えてくれたので、早速読んだ。

緻密なミステリー!クライマックスで背筋がゾクッと冷たくなることしばしば。

夢中でページをめくった。

個人的な経験からすると、「スティーブン・キング」の作品群や、「エイリアン」「ジュラシックパーク」以来のゾクゾク感が楽しめた。

ところで、東京拘置所の死刑執行の刑場が報道陣に初めて公開されたのは、昨年8月のこと。当時の千葉法務大臣の意向であるという。

約10年前のこの作品に、そのとおりの部屋の様子が記されている。

作品を読んでから、新聞に公開された刑場の写真を改めて見ると、心拍数が倍に上がるほど恐ろしく感じられる。裁判員には一生選ばれたくないものだ。

高野和明という人の文章は、極めて映像的だとしみじみ思った。

映画もあるというので、見てみようっと!

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2011年12月23日 (金)

ジェノサイド

気にはなっていたが、タイトルが恐ろしいので、買うのをためらっていた。

雑誌などで「すごい、すごい」というものだから、買って読んだ。

やはり、すごかった。

ハリウッド映画か手塚治虫の漫画を見ているような感覚。

それもその筈、作者は一時、映画監督を目指した経歴の持ち主とのことである。

高野氏原作、脚本、監督でハリウッド映画作らないかなあ。

この手のエンターテイメントは、ネタバレの情報に絶対接しないウチに読むべし。

ついさっき、アマゾンで書評を漁ったら、いろんなことが書かれていて、高揚していた気分が一気に削がれてしまった。

脳天気にワクワクして読めて良かった良かった。 

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2011年12月19日 (月)

初めての箱ワイン

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Img_0190 箱ワインを初めて買ってみた。

馬鹿でかい瓶のウイスキーや紙パック入りの日本酒みたいに、なんとなくチープで手を出すこと自体悲しいような先入観が今まであったが、飲んでみて驚いた。

それらとは、全く別物であった。

ランドックの軽いワインだが、デイリーとして、飽きないおいしさである。

また、箱の中を見たら、ワインが空気から遮断されるよう、フィルムの袋に密封されているので、日持ちがする。

赤ワインは一人で一本空けられないことが多いので、僕にとってはありがたい。

箱の横からコックを取り出して、ボタンを押すと勢いよくワインが流れ出す。

水道の蛇口からワインが無尽蔵に出るような感覚で、ハッピーな気分に浸れます。

 

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2011年12月 8日 (木)

ポテ

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明日は西高東低の気圧配置が次第に強まり、関東は平野部でも雪が降るかも知れないとのこと。

寒くなってくると、食べたくなる料理がある。

それが、「ポテ」

豚バラと豚もものブロックを一週間、塩胡椒漬けにしてから、煮込むだけの料理。

じっくり煮込むことにより、バラの脂身がゼラチン状になり、ももはナイフで触るだけで、貝柱のように筋がホロホロに崩れる

豚の他は、キャベツとジャガイモを加えただけの、実にシンプルな一品です。

冬の定番料理として、ここ数年何度も繰り返しこしらえているが、元々のレシピは、谷昇氏の 「ビストロ仕立てのスープと煮込み」 という本で学んだもの。

2001年初版のようだが、アマゾンで検索したら、まだ現役で売っていたから嬉しくなった。版を重ねているのであろう。

是非、買ってお試しあれ。充実したフランス料理の教科書中の教科書です。

レシピでは、塩抜きに流水で30分とあるが、そんなに時間をかけなくてもいいかも。肉に塩が強く残った方が僕の好み。

また、レシピにはないけれど、ローリエや白ワインを加えても良い。

一週間前から豚の塩漬けを準備し、この料理の出来栄えを楽しみにする分だけ、より一層美味しく感じられます。

今日のワインは、週刊文春で薦めていたランドック・ルーションの白。可もなく不可もなくといった印象であったが、1000円以下で安いからデイリーとしてお薦めです。

ポチッとよろしく!

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2011年12月 6日 (火)

マネーボール

マネーボール

月曜は男性1000円という隣町のシネコン。20時台の最終上映に行って来た。

79名定員の小振りな空間に、なんと、お客はぼく一人きり。

寒い日で「暖房がもったいなあ」と思いながらも、贅沢な時間をすごした。

野球映画であるから、MLBに興味のない人には、つまらないだろうな。

傑作とはいえないまでも、ぼくは面白く鑑賞出来た。

今年は、イチローの連続200本安打が、残念ながら途切れてしまったし、震災の年でもあったので、メジャーリーグにあまり注目しない一年であった。

ところが、巨人軍のホントにみっともないGM の涙の記者会見を見て、この作品にとても興味をもった。

そして、MLBのGMと日本のGMとが全く違うことを教わった。

本作の主人公、アスレチックスのGM ビーン氏は、まさに現役で、来シーズン、松井選手の再度獲得には動かないとの報道を見たけれど、松井はどこに行くのだろうか。

それにしても、ブラピはますますロバート・レッドフォードに似てきたよね。

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2011年12月 5日 (月)

モダンタイムス

短いセンテンスの文字数をそろえる。

真似しようとしても、結構むずかしい。

これは、伊坂幸太郎の得意とする所。

わからないことに出会ったとき人はまず「検索」する。

僕の場合はチョット違う。老眼に悩まされているので、

わからないことに出会ったとき僕はまず眼鏡を探す。

漫画的な人物設定と、ユーモアに溢れたダイアログ。

鈴木光司の「リング」の「ビデオ」を「検索」に置き換えて、「検索」した人物に不幸が訪れるというようなホラーかと思って読み進めるも、そうではない。読み進めるほどにのめり込んで行くという書評もあったが、僕の場合は、だんだんつまらなくなってしまった。全体的なイメージがボンヤリしているような・・・・連載小説の再編集だからかも知れない。

「魔王」を合わせて読むといいという書評もあったので、後で買って読んでみるとするか

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2011年12月 4日 (日)

志の輔に感涙

縁あって、立川志の輔の券が手に入ったので、女房と出かけてきた。

場所は、群馬県みどり市(旧大間々町)ながめ余興場。

昭和12年に建てられた芝居小屋で、手動の回り舞台や桟敷席、花道を備える、歴史を感じさせる建物だ。

新作落語の「ハナコ」で大爆笑。

中入り後に、花道から志の輔が登場。演目は「中村仲蔵」。歌舞伎役者の話だが、主人公が舞台花道から出てくるくだりでは、花道に照明を当てたりの、演出がおもしろく、下座さんたちの鳴り物もよく響き、歌舞伎座にいるような雰囲気を味わえた。

迫真の高座で、クライマックス、会場は水を打ったような静けさに包まれ、涙が滲むこともしばしば。

でも、幼い子どもの声がしたり、ケータイの音、変なタイミングで変な拍手をする人がいたり、全般的に洗練された会場でなかったのが残念。

カーテンコールで、先日亡くなった師匠談志について湿っぽくなく触れ、最後は、東北の人たちにエールを送る意味での一本締めで終わった。

落語、もっと聞きたくなった。年末年始になると特にね。

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2011年12月 3日 (土)

鑁阿寺の大銀杏

  Img_0156_2 この2,3日天気が悪く、今日は朝から冷たい雨が降り続いています。

「12月の雨の日」・・・・1971年

はっぴーえんど (細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂)というバンドを思い浮かべる人は、僕と同じ世代・・・・

左は、数日前に撮った鑁阿寺(ばんなじ)の大銀杏。

今が、見頃というのに、今日は、凍るような雨に震えているのだろうな。

Img_0158_2 ピンぼけだけど、この葉っぱ、これからひと月ぐらいで全部落ちるんだよ。

地面がマッキキになります。

片づけるひとは、大変です。

この銀杏の春の姿は、このブログの4月のアーカイブでご覧になれます。

Img_0164 ご近所の庭先のもみじ。

足利で一番いい色を出す株だと思っています。

あっという間にもう師走。

大震災の2011年は終わろうとしている。

だが、ポスト大震災はこれからずっと続く。

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