どうも勉強に熱心になれない高三の息子を連れ上京。
日頃、僕が世話になっている大学を見せて、少しでも刺激を受けてくれればと願う、切なる親心。
だが、無情にも彼は大学にあまり関心を示してくれなかった。
それより、地下鉄の中吊り広告を見て、「IMAXって凄いんだって。友達が言ってた」
IMAXとやらは、最新のデジタル技術を駆使した上映設備のことらしい。
それではということで、木場まで「ハリポタ」の最新作を見に行くことに。
地下鉄東西線木場駅下車。
手塚治虫的名前の街道沿いを歩いて、シネコンのあるイトーヨーカドーに到着。
郊外型のどでかいヨーカドーが日本橋からたった3コ目の駅にあるのは不思議な感じである。
巨大なインテリジェンスビルが立ち並んでいた。
木場というと、角乗りぐらいしか思いつかない所であったが、昨今は変化が著しい。
ただし、木曜とあって、ヨーカドーの中は閑散。
やっていけるのだろうか・・・入らぬお世話だよね。
ハリー・ポッターと死の秘宝 part2
part1を見てないので、ストーリー展開についていけなかったが、それなりに充分楽しめた。
IMAXが凄いということであったが、なるほど音響は凄い。
超低音にはっきりと輪郭がある。これには驚いた。
3Dの迫力は、初めて体験した「アバター」に比べれば遜色があり残念。
一番悲しかったのは、ハリーの親友ロンの弛んだ腹であった。
昔は、みんな可愛かったのに・・・・
映画館を出て、業平行きのバスに乗る。
東駒形3丁目で降りて、駒形橋を渡ると、金のウンコとスカイツリー。
橋の外灯のてっぺんでカモメが羽を休めていた。
お目当ては、駒形どぜう。
「マルを一つにビールね!」
通は、開いてないどぜうの鍋を「マル鍋」っていうんだよ。
息子を前に、蘊蓄を披露しチョット自慢。ドジョウは子持ちの6,7月が旬。
この店のドジョウは日本一美味い。葱を二箱空にした。
夜遅く家に帰ったら、「受験生なのに、お父さんは甘い!!!」、女房にまた叱られた。
最近のコメント