一発でKOされてしまった曲 その5
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番 第2楽章 Adagio グリュミオー (vl) (1961)
時間がゆったりと流れるような空間に包まれる。そんな曲。
今日は久しぶりに気持ちよく晴れている。この時期、手入れされた庭園のバラを眺めつつ、マイセンの茶器でアールグレイを楽しみながら聴きたい。 →→ 我が家には庭もバラもない。いいだろうな、そんな生活。
今回「一発でKOされてしまった曲」と題して、書き始めたけれど、上原ひろみを除いて、他は全部廃盤であった。数年前には考えられないことである。
CDが売れなくなったと聞く。CDを所有する、音楽を所有したいというニーズが減少しているのだろう。音楽は、所有するものでなく消費するものと変わってきているのか。
オーディオ装置イコール、携帯端末だけというのも悲しすぎる。
いかにいい音楽を、いかにいい機器で聴くか、そんな文化が消え去りそうだ。
今の若者は、ケータイとパソコンに金を吸い取られてしまって、豊かな文化に触れることが出来ないんじゃなかろうかとオジサンとしては気の毒に思う。
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