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2011年6月

2011年6月30日 (木)

今さらながら「青春を山に賭けて」

山好きと言っておきながら、この本を読んでいないというのは、恥ずかしい気もするが、初めて読んだ。

単行本の初版が、’71年とのこと。

私は、’75年の4月、入学とともに、大学の山岳部に所属したので、先輩たちはこの本を読んでいたんだろうな。

40キロを越える重い荷物を背負わされ、山にロマンをほとんど感じられないまま、2年間で退部。

仮にこの本を読んだとしても、当時は何も感じるものはなかったと思う。山が好きでなかったから・・・・・・ そして、その後、山にほとんど縁はなかった。

山とヨリを戻したきっかけは、8年前の今日。’03年7月1日、タバコ値上げの前日、6月30日に始めた禁煙であった。それまでは、禁煙するたびに体重の増加に悩まされていたので、今度ばかりは、運動の励行を自分に厳しく課した。数ヶ月して、自分でも信じられなかったことだが、「体を動かすことが好き」という感覚を人生で初めて得た。40歳代半ばのことだ。

タバコと完全に縁を切ることが出来た瞬間であった。

すると、大学時代に頓挫した山登りが脳裏に浮かんだ。今なら、まだ挑戦できるかも。小学生の息子を連れて、3000メートル級に挑みたい・・・・・  夢が膨らんだ。

’04年にテント、ザック、靴を買った。単独で山に登り始めた。自分で計画を立てる。全ての結果は自分に帰す。張りつめた気持ちが楽しい。大自然の中で自分の命と対峙するというのは、普段の生活では味わえないことだ。

山登りを趣味にした今、植村直己のこの本は心に響いたなあ。

登山家の野口健が、この本を人生のバイブルにしているという話は有名だが、わかるような気がする。

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2011年6月26日 (日)

今さらながら「日本復興計画」

発売当初、新聞広告で見て、本屋で探したけれど、地方のことである、入手できずに「まあイイか」と思っていた。

ついこの間、都内の本屋で初めて手にした時、ページ数が少ないのに、1200円は高いなあと思いいつつも購入。

著者が印税12%を全額放棄し、震災後の復興にまわすと書いてあったので、納得するとともに、大前氏は、相変わらずカッコいいと感心した。

1990年代、大前氏は私のヒーローだった。

92年発足の平成維新の会は、衝撃的であった。

私は93年の衆院選で、大前氏の推す日本新党の新人を支援し、地元で選挙運動に参加した。勝利を勝ち得た時の感動は今でも忘れられない。細川政権で日本が変わると本気で信じていた・・・・・

95年の都知事選。青島幸男に圧倒的大差で敗北するも、後に出版した「敗戦記」は潔く、好感を持った。

あの時、もしも大前氏が都知事になっていたら・・・そう思うと残念な気がする。

ネット上で大学を開設したとの噂は聞いていたが、一般メディアに登場する機会が少ないのか、この本を読むまで、最近のご活躍を知らないでいた。

ヒーローが健在でいることは、嬉しい。

大前氏はMITで博士号を取得した後に、日立で原発の設計に携わっていた。本書の大部分を、原発の専門家としての考察に当てているが、最近目にしたどの解説より分かりやすく、信頼性があるような気がする。

洞察力に優れ、何時もブレない氏の今後の活躍を願っています。

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2011年6月22日 (水)

千津子ちゃん生き延びてね

今朝の「おひさま」、杏子ちゃんのご両親が、東京大空襲で亡くなってしまった。子役の演技に泣かされる。

杏子、千津子の姉妹を、アニメ「火垂るの墓」の清太と節子に重ねてしまうのは私だけではあるまい。

若尾文子が登場する、現代のシーンに、伊東ゆかり扮する杏子と、犬塚弘のタケオ君が出てくるので、この人たちは、戦争をくぐり抜けたんだと、安心して見てられるのですが、伊東ゆかりの陰のある演技が暗示するものは、一体何?

脚本の岡田さんは、まさか、千津子を死なせたりしないよね。絶対、生き残して下さいね。

死なせたら、お茶の間は涙の大洪水。番組に苦情殺到だろうから、この展開はないと思いますが・・・・

他の登場人物の安否も、身近な人のことのように気になります。

たかが朝ドラに、こんなにも感情移入して恥ずかしい限りだけど、3.11後の惨状を目にし、あの戦争のことに思いを馳せるようになった。ドラマの時代と今が重なるような感じがある。

最近、本屋に太平洋戦争の本が、数多く平積みされているのもそのせい?

ちょっと前まで、見向きもしなかった戦争物に手が伸びる。

半藤一利 「あの戦争と日本人」

語りおろしということで、親しみやすい文体だ。

太平洋戦争の戦闘員の戦死者は、陸軍165万人、海軍47万人とされているが、このうち、飢餓による死者が、なんと7割。

輸送船が撃沈され、海没した兵士は、陸海軍ともに18万人に上るという。

将軍、参謀の独善的、場当たり的、無謀な作戦指令の犠牲者がいかに多かったかという事実に驚く。2人の息子を戦地に送り出した父・良一ではないが、「ふざけるな!」と叫びたくなる数だ。

時折流れる「おひさま」の番組PR、陽子と夫・和成が笑顔で登場しているので、彼は復員してくるだろうが、兄の春樹と茂樹の運命や如何に・・・・嗚呼

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2011年6月19日 (日)

お茶の水を散策

今日は日曜日。30年前に通った、お茶の水を久しぶりに歩いてきました。

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文化学院。エントランスから、パティオが覗けます。

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山の上ホテル。GHQに接収された歴史ある建物。

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昔は、カルチエ・ラタン。今は、学生街というよりも、予備校街?駿台校舎が一番目立つ。

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学生街の喫茶店。「古瀬戸」がまだあったのに感激。

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トースターで皮を軽く焼き直してから、カスタードを乗せたシュークリーム。美味でした。

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2011年6月16日 (木)

枝元・見事なゆるキャラ

男のクセして、料理番組が好きです。

今週の火曜に見てしまったNHK、きょうの料理「実況!20分で晩御飯」

枝元なほみさんって面白すぎ!

ゆったりリズムの彼女が、20分のバトルに挑むスリル感。そのギャップが楽しめました。

牛乳と酢を混ぜて、乳清(whey)を作って、「ホエ~」と叫んだり、何だか可愛い。

おててがドラえもんみたいでまん丸。

一緒に見ていた娘が、「指が全部、親指みたいでカワイイ!」・・・・・キミキミ、それって、ほめ言葉じゃないよ!

でも、あまりにもキャラが立ちすぎて、肝心のレシピが、こちらの頭に全く残らなかったのが難点。

そこで、本日、番組で紹介していた「白い肉じゃが」の作り方を、「きょうの料理」のHPで調べ、作ってみた。

なになに・・・じゃがいも、玉葱、牛肉を、鰹だしと酒、味醂、塩で煮て、醤油を入れずに、牛乳、バター、粒コショウで味を付けるだって?

作る前に、味が想像できないレシピ。

作ってみて、想像していたとおり美味しくなかった。枝元さんが作れば美味しいのだろうけれど・・・

保守的な私としては、やっぱり、肉じゃがは醤油でしょう。朝ドラの「ちりとてちん」じゃないけれど、お母ちゃんの定番料理は何時でも茶色じゃなくちゃね。

牛乳、バター、粒コショウで味を調えるなら、具材のベースは鰹だしや味醂じゃなくてコンソメのほうが美味いんじゃなかろうか?

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2011年6月13日 (月)

スターレーン ソーヴィニヨンブラン

Img_0413 オンラインワッシーズ  1850円

昨日、コーラス仲間を自宅に招いたのでお出しした。私としては2回目のリピート。

フルーティな香りに包まれ、思わず頬がゆるんだ。

また、買いましょう。

スターレーンというカリフォルニアのワイナリーは、とても有名らしく、カベルネやシラーが素晴らしいとのこと。

チョット贅沢な値段が付いているが、今度トライしてみようと思っています。

ワインライフも2年目に突入。小遣いのほとんどが、ワインに消えていく。

一本の値段も1000円台から、2000円台になり、3000円台にも手を伸ばすようになってきた。

やばい。

ワインが趣味といえば高級な趣味のようで聞こえはいいが、何のことはない、酒に飲まれているだけかも。

酒で身上つぶすか、体を壊すかどちらかになりそう。先週から始めた週に一度の休肝日。月曜は酒を飲まないと女房に約束をさせられてしまった。早く明日の夜が来ないかなあ!

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2011年6月 9日 (木)

有働アナに眼がハート

今朝の「あさイチ」。スタート早々に見せた有働アナの涙が良かった。前の番組をフォローしての演出は、NHKならでは。

直前の「おひさま」で、陽子の夫が出征。悲しみをぐっと耐える両親と陽子の姿。

女房とテレビを見ていて、やっとの思いで涙をこらえてたのに、有働アナが眼を真っ赤に腫らしているのを見せるものだから、涙が堰を切って流れてしまった。本当に眼が真っ赤で美しかった。

有働さんは、素敵な女性。

数年前、ニューヨークに行ってた時のリポートは、いかに才媛であるかを披露してくれたし、「あさイチ」でのズッコケぶりからは、可愛い人間性を見せてくれる。

「脇汗」の特集では、みんなからイジられて可愛そうなくらいであったが、めげない姿も立派。

仕事に一生懸命という感じの小野アナと、人間味溢れる有働アナ。貴方はどちらを贔屓にしますか?

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2011年6月 6日 (月)

一発でKOされてしまった曲 その5

モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番 第2楽章 Adagio  グリュミオー (vl)  (1961)

時間がゆったりと流れるような空間に包まれる。そんな曲。

今日は久しぶりに気持ちよく晴れている。この時期、手入れされた庭園のバラを眺めつつ、マイセンの茶器でアールグレイを楽しみながら聴きたい。 →→ 我が家には庭もバラもない。いいだろうな、そんな生活。

今回「一発でKOされてしまった曲」と題して、書き始めたけれど、上原ひろみを除いて、他は全部廃盤であった。数年前には考えられないことである。

CDが売れなくなったと聞く。CDを所有する、音楽を所有したいというニーズが減少しているのだろう。音楽は、所有するものでなく消費するものと変わってきているのか。

オーディオ装置イコール、携帯端末だけというのも悲しすぎる。

いかにいい音楽を、いかにいい機器で聴くか、そんな文化が消え去りそうだ。

今の若者は、ケータイとパソコンに金を吸い取られてしまって、豊かな文化に触れることが出来ないんじゃなかろうかとオジサンとしては気の毒に思う。

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2011年6月 5日 (日)

一発でKOされてしまった曲 その4

キリンジのエイリアンズ(2000年)。

曲がいい。歌詞がいい。歌手がいい。編曲がいい。4拍子そろった奇跡に近い歌。

録音もいいです。

J-wave などで、最近もキリンジの曲かかるけれど、エイリアンズを越える歌を作るのはなかなか難しいようだ。

同じ兄弟ユニット?の明和電気と何となくかぶってしまうのは、オジサンの私だけ?

コラボしたら楽しそうだけど・・・

エイリアンズ、YouTube でも聴くこと出来ます。

話は変わって、今入ったニュース。青森県知事選挙、原発を擁護する現職の圧倒的勝利。

現職の勝利というより、交付金漬けにする原発三法の勝利なんだろうな。

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2011年6月 4日 (土)

一発でKOされてしまった曲 その3

大貫妙子(1995年作品)17枚目のアルバム TCHOU [チャオ!] の中の「美しき人よ」

何回聴いても飽きません。録音もきれい。

こんなに優れた作品も今は廃盤? MP3でダウンロード出来るようです。

ピアノにドン・グルーシン、ドラムにアレックス・アクーナというフュージョン界の巨人達がバックをつとめる。

そよ風を感じ、紅茶の香りに身を委ねなががら聴きたい。あるいは、そんな情景を思い起こさせるtune。

震災後、このアルバムの7曲目、「JAPAO」(ジャパン)を改めて聴いた。世界に誇るべき美しい日本の情景が眼前に浮かんでくる歌だ。涙がこぼれた。一刻も早く、日本を元に取り戻さねば。リセットしたい。子どもたちのためにも。

大貫妙子のブログを見た。

紡ぎ出す言葉が優しさに満ちている。是非ご覧あれ。http://onukitaeko.jp

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2011年6月 3日 (金)

一発でKOされてしまった曲 その2

Doce Doce (ドーシードーシーと発音)

Kenia というブラジル出身シンガーのアルバム ”Initial Thrill” (1987年)の3曲目。

カーテンが風で揺らぐ、初夏の昼下がり、うたた寝していた時、ラジオからこの曲が・・・

たゆたうようなメロディー、こなれたソプラノサックスのソロ。

衝撃を受け、ガバッと起きる。アーティスト名、曲名をメモして、CDショップへ走る。 → 走るはウソ

今日的に、少し古さを感じるかも知れないが、この時期、ドライブには最適な曲だと思っている。このCDには、全9曲収められているが、全て感じがよい。

残念なことに、すでに廃盤らしくアマゾンでは新品のCDが、プレミア付きの6000円以上で出品されていた。

でも、MP3用でダウンロード出来る。お試しあれ。

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2011年6月 2日 (木)

一発でKOされてしまった曲 その1

滅多にないことだが、一度耳にしただけで、ブチのめされてしまう曲ってある。

10年近く前、カーラジオで流れてきた新譜のJAZZ。あまりにもカッコイイ。その時、「上原ひろみ」という名前を、まだ知らなかった。

ラジオで聴いたのは、「JOY]という tune。

アドリブの「モタリ感」「グルーヴ感」が琴線に触れた。初めて聴いた曲なのに、歓喜に震え、涙が出た。ピアノのタッチも完璧。

JAZZを心底楽しんでいる。愛している。その気持ちが伝わってくる演奏であった。

すぐにCDショップで買い求めた。上原ひろみのデビューアルバム「アナザー・マインド」である。そして、当時まだ20代のお嬢さんと知って、またビックリ。

本日、記事を書くにあたって、改めて聴いてみた。

年月が経っても、やっぱり、興奮して涙が溢れた。

音数が多く、速弾きのテクニックが凄すぎて、曲芸の領域? 彼女に対してそんな評価も確かにあった。

でも、ここ数年、彼女が演奏する姿をテレビで視るにつけ、余りにも楽しそうな彼女の表情にいつでも感動してしまう。

きっとライブは、途轍もなく凄いんだろうな・・・・・

数日前、上原にスポットを当てた、テレビ番組「ソロモン流」が良かった!

番組で、彼女がラーメン好きなことを知って嬉しくなった。パスタを大量に喰らう姿も、実に可愛い! 生命力に満ち溢れている。

食いしん坊の女性はセクシーだ。

将来、音楽家としての評価は、チック・コリアやハービー・ハンコックに比肩するかも。

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