NHK 終わらない悪夢
5月16,17日深夜、BS世界ドキュメンタリー「終わらない悪夢」を見た。
フランスの核廃棄物再処理施設で、汚染水を大量に海洋投棄している事実に震撼。
原子炉から出すゴミの管理を、何万年も我々の子孫に押しつけてはならない。広島、長崎、そして福島を経験した日本は、すぐにでも脱原発へと舵を切るべきである。
しかし、NHKは、こんなに優れた番組をゴールデンアワーの総合でなく、深夜の、しかも視聴者の極端に少ないBSで放送するのか。
おそらく、世論を偏った方向に誘導する懼れがあると考えたからだと想像するが、その判断も、ある意味世論操作ではないのか?
見逃した人は、NHKオンデマンドで今月末まで見られるとのことだから、是非見てもらいたい。
また、検索エンジンで、核燃料廃棄物について漁っていたら、「原発がどんなものか知って欲しい」 http://www.iam-t.jp/HIRAI/ をヒット。
原発の配管工事に20年間従事し、還暦目前の1997年に癌で逝去された、平井憲夫氏の遺言である。
公開当時、原発推進派から「怪文書扱い」を受け、いろいろ揶揄されたようだが、3.11後の今、精読する価値ありと思う。
「最先端技術」と「現場の作業」とが、いかに乖離しているかということを知り、たった今も進行中である第一原発における収束作業は、本当に大丈夫なのかと不安を抱く。
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