どうしてこんなに悲しいんだろう
避難所のラジオから流れた「アンパンマン」で、子供が笑顔。それを見た大人にも微笑みが。そんな理由で、ラジオ局では最近まで、子供向きの曲を多く流していた。
無邪気で元気な子供の姿ほど、大人を勇気づけてくれるものはないだろう。
一方、「元気のでる曲を特集してお送りしてます」なんてこともやっているけれど、この惨禍を前にして、音楽では、なかなか、そう簡単に気分が明るくなったりなれないものだ。
唄は、人の心の増幅装置である。こんな時には、むしろ、涙を流しきれる曲の方が効果的かも知れない。
この間、ラジオで、吉田拓郎の「どうしてこんなに悲しいんだろう」がかかった。涙がとめどなく流れてきた。
「悲しいだろう みんな同じさ おんなじ夜を むかえてる・・・」 15,16才の頃、ギターを抱え友人達と歌った曲だ。吉田拓郎の歌声には、心に沁みるものがあると、今、改めて感じている。
「人間なんてララーラ ララララーラ・・・・」 明けない夜はないって言うけれど、長い夜になりそうだなあ。涙を出し切って、明日に備えるとしよう。
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