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2011年3月

2011年3月29日 (火)

鉄腕アトムと原発事故

原発事故のニュースを見ながら、高校生の息子がポツリ。

「ロボットがいたらなあ」

そうだ、21世紀は、アトムの時代だったはず。

小学生の頃、「鉄腕アトム」が連載されていた月刊誌「少年」に夢中だった。

21世紀になったら、アトムのような人型ロボットが登場すると真面目に信じていた。

今、アトムがいれば、原発事故で大活躍してくれたのに・・・

放射能環境下で働ける人型ロボットがいない21世紀であることが、つくづく残念である。

アトムは、原子力平和利用の象徴。アトムは、夢の未来の象徴であったはずなのに。

アトムもウランも、今や、まがまがしいものに聞こえてしまうのが、とても悲しい。

手塚治虫氏は、きっと泉下で涙していらっしゃると思う。

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2011年3月27日 (日)

軽井沢アウトレットで昼御飯を初めて食べた

Img_0262 「こんなとこ、二度と来るもんか!」と毎回思う場所。それが、軽井沢のアウトレット。

しかし、どういう訳か、女房や娘にとっては、大好きな場所であるようだ。

大震災から2週間経過し、家族のストレスを解消するため、その嫌いなアウトレットに、やむなく出掛けてきた。

元来、私はヒトゴミが大嫌い。

加えて、ここには犬が、やたら多い。

私は、猫は好きだけど、犬は苦手。

正確に言うと、犬が苦手と言うより、犬を連れて、モールに来る人間が苦手なのだ。

「私の犬って世界一かわいいのよ。見て、見て、この愛くるしい姿を!」と言っているような、彼等の押し付けがましい無言のメッセージが堪らなくイヤだ。

世の中には、犬が嫌いな人もいるという、ごく当たり前なことを思い描けない無神経さに、とても腹が立つ。

Img_0265 そういう人たちは、決まって犬に、さも高そうな服を着させたりして、鼻高々な様子で闊歩してる。

そもそも洋服着たがる、犬が何処にいる!

愛犬家の心情を理解出来ない私には、動物虐待にしか見えない。

さて、犬の品評会場のような有様は、相も変わらずであったが、今日は、いつもと様子が違う。

お彼岸過ぎの春らしい日曜だというのに、人が少ない。

悠々歩ける。

好きな場所に駐車もできる。

こんな、アウトレットは、奇跡に近い。

Img_0268_2 3月23日の天声人語は「騒然たる消沈」より、「救国の散財」をという呼びかけであった。浪費を奨励する論調の天声人語はめずらしい。

そのとおり、被災地以外は、日常生活を続けることが大事である。過度の自粛は、国の経済を押し下げ、復興を遅らせる。

「味の街」というアーケードも、夏の最盛期には、尋常でない混雑で、何処の店にも長い行列が出来ているのだが、今日は、ほとんど待たずに、一家で食事を取ることが出来た。

「ろぐ亭」という焼き肉屋。1,000円の特上カルビ定食がとても美味しく、大満足でした。

ガソリン供給も間もなく復旧しそうだ。

中部電力管轄の軽井沢には計画停電もない。

今年の夏、涼を求める人々で軽井沢は、おそらく過去最高の混雑をみせるだろう。春のうちに行くべし。

天気のいい日曜は、外に出掛け、帰りの車で「福山雅治のトーキングFM」と「あ、阿部礼治」を聞く。

ゆっくりであるけれど、日常が戻りつつある。

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2011年3月21日 (月)

シンディーローパー 計画停電 

大震災後の13日(日)、人生の中でこれほど長い時間、テレビを見ていた日はないと思う。地獄のような映像を見すぎてしまった。

それから2,3日、どうも、身体の調子が悪い。動悸がする。集中力がなく、なんにも手がつかない。食欲不振で体重が減少。イカン、急性ストレス障害だ。何とかしなくては。

16日(水) 少し元気が出てきたので、翌木曜日、シンディーローパーのコンサートに行くことを決意した。

Img_0222 震災前に手に入れた入場券が一枚、手元にあったのだ。

ほとんど全ての催し物が中止、延期を決める中、キョードー東京のページで、シンディーが、水、木、金の三日間、渋谷でコンサートを敢行すると知る。

だが、東電の計画停電実施で、田舎では、JRも私鉄も完全運休。電車で都内に入れない。

私の町から渋谷に行くには、30キロ離れた、埼玉県まで車を運転し、運行本数を減らした電車に乗り込まなければならない。どこのガソリンスタンドも長蛇の列である。貴重なガソリンをこんなことに使ってもいいのか? 被災地のことを考えると、胸が痛んだ。

このところ、不安にうろたえる私を心配していた女房が、「行って元気をもらって来れば」と言ってくれたので、明日、木曜のコンサートに出掛けようとしていた。自分が元気にならなければ、家族を支えられないから。

しかし、その晩、計画停電で、ろうそくを灯し、追い炊きもできず、冷めた風呂に浸かりながら、「暗いところで、俺は何やってんだ? 今頃、シンディーが歌っている都心は、電気が煌々としているんだろう?」  東京23区のほとんどで、計画停電は行われないのだ。

だんだん腹が立ってきたこともあり、翌日の渋谷行きは取りやめにした。

14日からの計画停電以来、今日まで、町の飲食業界は、売り上げが激減していると聞いた。下請けの製造業界も、ラインの停止を余儀なくされているという。

東電は、電力の供給が追いつかないとして、計画停電を実施しているが、一言足りないのでは?

都心部の電力の供給が追いつかないのでしょうが!!!

陛下は、いち早く、自主的に停電をされるとおっしゃったのに!!

いつでも、声の小さな田舎のマイノリティーにしわ寄せが来る。不公平感のある政策には納得できない。

ところで、この停電、いつまで続くの?

春の間は、電力の供給が間に合うとしても、今年の夏が、去年と同じ猛暑になったらと、今から心配だ。

飲食業界やスーパーにしても、猛暑の中の停電では、生ものや冷凍食品、アイスクリームなどの保存が困難になる。

停電のさなか、主な交差点で交通整理してくれているお巡りさんも、熱中症で救急搬送?

去年の夏、高齢者がバタバタ倒れてニュースになったが、乳幼児も含め、もし、この夏に同様な停電が実施されると、昨年をはるかに越える、命に関わる問題が起こることは必至だ。

「計画停電による死者が、今日で500人を越えました」なんて報道はまっぴらだ。

夏の間、北関東の夜は、ヒートアイランド現象で生じた都心の熱が南から押し寄せ、気温が一日中下がらない。北関東は、都会が排出した熱のゴミ捨て場ではない。

都心の人々にも、ある程度、平等に我慢をしてもらい、停電という手段をとらないでも済む方策を、早く打ち出し、住民を安心させて欲しい。

例えば、電力需要の大きな工場に対し、夜間操業にシフトさせる方策を練る、あるいは、サマータイムの導入、街角にある自動販売機の設置規制、夏の高校野球のテレビ中継自粛など、ドシロウトの私にもいろんなことが頭に浮かぶ。1,000万キロワットの電力不足の解消にはなるまいが・・・・

非常事態である。公正、公平な施策であるなら、多くの国民から協力が得られるはずだ。

電力の供給不安が長引けば、大手製造業は、拠点を関東から西日本や海外に移し始める。

この事態が1年以上続けば、東日本の経済は間違いなく急速な地盤沈下を起こすであろう。

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2011年3月14日 (月)

無題

11日の大天災。

言葉を失い、ただ、オロオロするばかり。

恐怖と、不安と、悲しみで、心が潰れてしまいそうです。

yahoo で募金が出来ると知って、送金しました。

今、総額6億円を超えたところです。

ネットは、負の側面も多けれど、災害の際には、大きな力が発揮できることを痛感します。

ここ暫くは、節電に勤め、一人でも多くの命が救出されることを、そして原発事故が一日も早く収束されることを祈るばかりです。

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2011年3月10日 (木)

浅間山 スノーシュー日和 カモシカ

Img_0128 早起きしたので、浅間山の外輪山、黒斑山(くろふやま)に出掛けようと思い立った。

朝7時に家を出発。

長野県に入ると、行き交う車のルーフ上には、雪、雪、雪。

昨夜、雪が降ったんだ。

アサマ2000、黒斑山の登山口。

ワカンを装着し、中コース。パウダースノーを掻き分け、単独のラッセルを開始。

10分もすると汗だく。

一人じゃ大変。やってられない。

今日は帰ろうかなと思いつつも、別ルートを探索。

表コースに、スノーシューの踏み跡を、見つけ再び、登り始める。

リタイアしなくてよかった。

約3時間半の雪上散策を楽しんで来ました。

前方を横切る、動く黒い影 すわ熊かと思いきや、牡のカモシカ君でした。

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黒斑山の立て札も、すっぽり雪の中

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春を夢見る、シャクナゲの蕾です。

でも、シャクナゲって、異星生物のようで、チョット、グロテスクだと思いません?

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2011年3月 9日 (水)

マッドハッター チックコリア 

Img_0307 前回の記事の続き

アリスとくれば、マッド・ハッター

いわずと知れた、チック・コリアの名作。

マイ フェヴァリット アルバムの一枚である。

「カモメ」「ウモウ」そして、こいつは、何度聞いても、時代を超えて、素晴らしい。

私の若い頃の主な情報源といったら、ほとんど、ラヂオであった。

大学受験のころ、勉強もしないで、「アスペクト・イン・ジャズ」、「アスペクト・イン・クロスオーバー」に耳を澄まし、気に入った曲をカセットテープにエアチェック。

アメリカのジャズシーンに輝きが、まだ残っていた時代。

マイルスも、エバンスも、ジャコも、エルビンもみんな元気だった。

ラヂオで、これ、凄いと思ったら、レコード屋に直行。

LPに針を下ろす瞬間の、トキメキ、何とも言えなかった。

それに引き替え、今の若い人は、かわいそうな気がする・・・・多分。

JポップにKポップ。

オジサンの私には、みな、同じで、チープに聞こえてならない。

音源だって、情報スカスカのMP3だ

彼らは、今、気に入っている音楽を30年後に聴いて、同じように感慨に耽ることが出来るのだろうか。

老婆心ながら、心配している。

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2011年3月 7日 (月)

三月ウサギ チェシャ猫 村上春樹

3月だから、アリスの「3月ウサギ」。

「3月ウサギ」って、村上春樹の小説に出てきそうな名前だよね。

30年以上前、村上春樹が経営していた、千駄ヶ谷の「ピーターキャット」というJAZZバーを思い出した。

店の壁に、アリスの小説の挿絵、テニエルの「チェシャ猫」が飾ってあったのだ。

処女作「風の歌を聴け」に滅茶苦茶衝撃をうけたその当時、愛読していた男性雑誌の「男の隠れ家」というような特集で、村上春樹氏と「ピーターキャット」の見開き記事を発見。

彼の顔写真も、おそらく本邦初公開であったかも? 絶対、会いに行かなくちゃ。

デートのために取っておいた、真新しいリーガルのコインローファーを履き、オフホワイトのおろしたてのチノパンに、臙脂と黒の細かいボーダー柄のポロシャツ。ズボンのポケットには、両切りのゴロワーズとジッポライター。

そんな出で立ちで、ピーターキャットに赴いた。ドキがムネムネ

ワクワクしながらカウンターに座り、ビールを注文。

そうこうするうちに、果たせるかな、奥から村上氏が現れた。

「む、村上さん、ぼ、ぼ、ぼく、小説読んで、すごく感激して・・・・・・や、やっと、僕らの世代の小説家が出てきたっ・・・・・という感じで・・・・・」

冷めた表情で、「君と、同じ世代じゃないから」と、一言。

奥へ引っ込んでしまわれた。胸を大きく膨らませて、パンパンに膨らませて行ったのに・・・・・

ショボンとしていると、また、村上氏が奥からやって来て、

「ボクがここにいること、どうして知ったの?」って聞いてきたので、

再び、テンションを恢復した僕は、

「ブルータスです!!!」

彼は、「やれやれ・・・」という顔で、再びおくに引っ込んでしまい、二度と出てこなかった。

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2011年3月 5日 (土)

グラスホッパー 伊坂幸太郎

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「この本読んでね」って、チヒロちゃんが貸してくれた本です。

チャプターごとに押されている、鈴木、蝉、鯨の印鑑が、一番印象に残った。

本の帯に作者の「すごく好きな小説なんです」という言葉が書かれていたから、最後まで読んでみたが、残念ながら、「すごく好きな小説」にはなれなかった。

Img_0100 鯨のキャラは、昭和43年放映のテレビアニメ「妖怪人間ベム」を連想させた。

ベム、ベラ、ベロを知っている人は、私と同期生のはず→50過ぎののオジヤンとオバヤン

たった半年間しか放送されなかったけれど、「早く、人間になりたい!」というフレーズは、耳に残っています。

本の中で、架空の人物「ジャック・クリスピン」の言葉がしばしば引用?されているけれど、最も、引っかかった言葉は、「ジャック」でなく鈴木の妻の言葉。

文庫本、220ページ

「世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因」

けだし名言。

「誰か」を取って、「自分」に置き換え、「日々の生活態度を改めなくちゃ」と思っただけでも、読んだ価値があったというもの。

戦争はもちろんのこと、NZ地震で倒壊したビルも、京大のカンニングも・・・・・・・

「高をくくる」ということは怖ろしい。「こんな筈じゃ・・」と思った時には、既に手遅れ・・・・・

みなさん、気を付けましょう。

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2011年3月 3日 (木)

足利、西渓園の梅、その2

2月21日付け記事のpart2。

今日は、雛祭りだというのに、西高東低の気圧配置で、西風が冷たく、織姫山の散策路には霜柱も散見。

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梅は、三分咲きといったところ。でも、上から見ると、まるで銀河のよう。

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登り口には、仮設トイレが設置され、天気がよければ、今週末には人出があるかも。

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帰り道で見つけた、よそのお庭のネコヤナギ。

雛が、小枝にとまってるみたい。

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沈丁花の香りに、心が浮き立ちます。

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今日は、長女が、約一万歩の散策に付き合ってくれました。

桃の節句の今晩は、ちらし寿司とハマグリの潮汁をつくりましょう。

スーパーで買い物をして帰ります。

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2011年3月 1日 (火)

アレスティ・アート・ゲヴェルツトラミネール

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チリのアレスティ社のゲヴェルツトラミナー

ワイナリー和泉屋 682円

蜂蜜フレイバーが強く、ユニークで、おもしろいワイン。

栓を開け、アテはないかなと思っていると、長女が帰宅。

今日、彼女は、高校の卒業式であった。

目出度い。佳日である。 ← カッコつけてねえ?

卒業記念のクッキーを持ってきたので、一二個もらって、アテにした。

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栃の葉を象ったサブレで、多分、砕いたピーナッツが練り込んである。

美味しくて、白ワインとすごく合う。

でも、いつ頃からであろう?

醸造酒のつまみに甘いものが合うと思うようになったのは。歳とったからかなあ?

今では、日本酒のアテになるんだなあ。最中や、羊羹が・・・・

白ワインでショートケーキがつまみになったりする。

アテが、甘くても、辛くても、酒が美味しく感じられるのは、健康で幸せなことだと思っております。

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