冬の土用には鰻を!
今月初めに、「うなぎの卵発見」のニュースが新聞の大見出しを飾った。
それでだろう、ウナギが急に食いたくなった。
出前の鰻重、肝吸い付きで、一人前1500円也。
大人7人の我が家では、予算的に、鰻の晩飯は一大イベントになる。
それが、旨いのなんの!!!!!!!
一緒に頼んだ、肝焼きも、鯉の洗いも
チョー ヤバ うめー
夏に儲からない鰻屋に、土用の丑の日を宣伝に使えばと提案したのが平賀源内、というのは有名な話。
それで、「うなぎ」は夏の季語になっているとか。
ところがどっこい、うなぎの旬は、脂ののってる晩秋から冬にかけてだそうな。
そういえば、去年の夏に食った鰻は超まずかったなあ。
記録的な猛暑で、生産の調整が出来ず、痩せた鰻ばかり、どこだか得体の知れないウナギを海外から仕入れて、業界はてんてこ舞い。変な薬の味(抗生剤かなあ)がしたことを覚えている。
昨夏のトラウマ以来、ウナギが、一層、生活から遠のいてしまったような気もする。
美味しい冬の時期にこそ、業界全体で、消費者にもっとアピールすればいいのに。
でも、折角、かきいれの夏の土用が定着してるのだから、「冬の方のが旨いよ」は、余りにも危険。
例えば、「冬の土用の丑の日には炬燵で鰻を」とか、
「ウラの土用も鰻でね」とか→→ダンナ、通はやっぱり、裏を返さなきゃいけませんぜ。落語の郭話じゃないけどね。
サンマは、目黒に限る。ウナギは冬に限る。
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